前回記事 人生各期に起こる女性特有の症状とは? のつづきです。

基調講演

タイトル「現代女性のライフサイクルと健康支援」

吉村泰典 氏(内閣官房参与 慶応義塾大学名誉教授)

『諸症状の改善には低用量ピルが有効』

 

思春期・性成熟期には、月経時の月経困難症や、排卵後の月経前症候群など、月経周期に伴う症状が表れがちです。月経困難症や月経前症候群、そして過多月経や子宮内膜症の治療には低用量ピルも有効。副作用のリスクはごくわずかで、いまでは低用量ピルを服用する人のうち約8割が、女性特有の疾患の治療を目的としています。

体外受精によって高齢での妊娠の可能性が高まったことなどにより、近年では晩婚・晩産化が進行しました。しかし、母の年齢が35歳を過ぎる頃から、お腹の中にいる時や生まれてすぐに赤ちゃんが亡くなる周産期死亡率は急激に上昇し、妊婦の死亡率も高齢になるほど高くなります。これらの生殖に関わる知識は、男女問わず、思春期からの教育で周知させなければならないでしょう。

 

『「加齢」と合わせて意識すべき「ホルモン」』

 

更年期以降の不調に大きく関わっているのが、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの減少。エストロゲンは生殖器のみならず、骨や循環器などにも作用しているため、減少すると骨粗しょう症や心筋梗塞、高脂血症が引き起こされることもあります。

このように、女性の健康は「加齢」というファクターだけで考えることはできません。女性ホルモンの仕組みを踏まえた、総合的かつ俯瞰的な予防医学的アプローチで健康力維持することが大切になります。また、産婦人科医師のみならず内科医師、社会医学系専門職の連携教育「インタープロフェッショナルエデュケーション」の実現も必要です。そうして「サクセスフルエイジング」が達成されれば、日本の健康寿命の延伸にもつながっていきます。

当院では、ビューティ指圧での女性ホルモンバランスケアで、予防医学も含めアプローチできると考えています。詳しくは「ビューティ指圧」をご覧ください。

次回は、パネルディスカッションの内容を掲載します!

 

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